組織論

モチベーションを上げる方法とは?一人一人がリーダーシップを取れる組織作り

会社である程度の役職を持っている方であれば、部下のやる気を出させるにはどうしたら良いだろうかという悩みがあると思います。

自分自身においても、やる気が出ない日や状態もあるかもしれません。

そのやる気、モチベーションという言葉がありますが

このモチベーションとは何に影響されて、上がったり下がったりするのでしょうか。

モチベーションの定義

ある事にやる気を継続させる力と言えます。

これからの組織にはメンバー一人一人がリーダー思考でビジョンを持って行動することが求められると書きましたが、組織のメンバーがこの状態になるためには相当なモチベーションが必要になります。

モチベーションに影響を与えるものは2種類あります。

外部からの影響

有名なマズローの5大欲求のうちの3つがこれに当たります。

  1. 生理的欲求 ⇒ 食べたい・寝たい
  2. 安全欲求  ⇒ 家が欲しい・健康でいたい
  3. 社会的欲求 ⇒ なんらかの集団に所属したい(例えば会社など)

マズローはこれらの根本的な欲求が満たされていないと次のステップの欲求に辿り着かないとしています。

確かに、この3つが満たされていない状態で、何かにチャレンジしようとしても集中できませんよね。

飢餓で、不眠不休で、病気になっていて、孤独・・・

先ずは、食べて、寝て、病気を治して、普通に働きだすこと以外に考えられるわけがないという事です。

会社で言えば、昇給や昇進などの金銭的なインセンティブも外部からの影響と言えます。

内部からの影響

人間の内面から出てくるなにかをやりたいという能動的な感情です。

マズローの5大欲求のうちの残り2つがこれに当たります。

  1. 尊厳欲求   ⇒ 誰かに認められたい
  2. 自己実現欲求 ⇒ 自分の能力を高めたい・チャレンジしてみたい

ある程度の外部要因となる欲求が満たされている状態と仮定して、内部要因となる欲求について考えてみましょう。

尊厳欲求

誰かに認められたいという欲求は、自分がした仕事に対する評価が欲しいとも言い換えられます。人は自分がしたことに対してフィードバックがあるとモチベーションが高まります。

何かを成し遂げた時に、誰も気づいていなかったり、興味を持ってくれなかったりしたらそれを続けることは苦しいことです。

自己実現欲求

自分の能力を試すために、より高い目標を掲げてチャレンジをしたいという欲求です。

これはこれから求められるリーダーシップの考え方とマッチングする部分があります。

明確なビジョンをもって、それを実現させるためにチャレンジするという意味では、これから必要になる組織には自己実現欲求段階のメンバーが必要になるということです。

自己実現欲求段階に行くには?

自己実現を目指す高いモチベーション状態にまで行くにはどうすればよいのでしょうか。

答えは上記の通り、外部要因となる欲求から尊厳欲求までを満たしていくことです。

外部要因は社会人として働いていればある程度満たされているかもしれません。

尊厳欲求はどうでしょうか。

自分が組織に認められていると感じていますか?

組織に認められるとはどんな状態でしょうか。

それは、裁量を与えられるということです。

裁量=権限・職責とも言えますが、権限や職責がなくても、自分の意見を同僚や上司が同意してくれる状態であれば、仕事を進める上では裁量があると言えます。

裁量を与えることで、自己実現欲求段階のメンバーを増やすことが強い組織を作る方法だということです。

まとめ

ルーティン化からメンバー一人一人がビジョンを掲げる組織になるまでのステップをまとめてみました。

  1. ルーティン化によりある程度効率化された組織では大きなビジョンを設定することによる柔軟性が必要になる。
  2. 柔軟性=裁量が与えられることで、尊厳欲求が満たされモチベーションが上がる。
  3. 自己実現欲求段階のメンバーは自身でビジョン・目標を持つようになり、自身の目標設定と達成を繰り返す。
  4. 自身のビジョンを超えて、同僚や顧客などの利益まで考えるようになり、他者に影響を与えることが自身の満足・モチベーションとなる。この時点でカリスマ性も高まっている。
  5. 最低限の外部要因となる欲求が満たされている状態で、内部要因となる欲求を実現していくと、更に外部要因となる欲求の部分が充足されていく。

この時点で金銭面などが充足されていくことには最早満足感はあまりないかもしれないが、好循環が続くということが分かります。

先ずは「誰かに認められたい」という欲求を満たし、その先に一人一人がビジョンを掲げる組織が出来る可能性があるということです。

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