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完全ワイヤレスイヤホンの選び方と注意点

最近は何でもワイヤレスになってきている。

今時コードのある電話を使ってる人はほとんどいないだろうけど、イヤホンもコードレスどころか完全ワイヤレスになっている。

Appleをはじめ、有名ブランドが完全ワイヤレスイヤホンを出してから選びきれないほど多くのモデルが市場に出回ってる。

今回は主観的だけど、完全ワイヤレスイヤホンを選ぶときのポイントを的を絞って書いてみた。

購入前の参考にどうぞ。

連続使用時間

完全ワイヤレスイヤホンは本体も小さいので連続使用時間がきになるところ。

用途によって様々だけど、映画を1本見るなら2時間は最低でも連続使用したい。

ランニングなら、1時間走るとしても走る前後の時間も含めてやっぱり2時間くらいは連続再生できないと困る。

通勤でも同じだろう。

毎日片道1時間くらいの通勤の人は多いと思うので、ここが最低ライン。

5時間も6時間も連続再生できないと困る!という人にはそもそも完全ワイヤレスイヤホンはおすすめできない。

現状の完全ワイヤレスイヤホンは2時間程度はどれも連続再生が可能なので、自分の用途がそれ以上なのかそれ以下なのかで必要性を検討してみてはどうだろうか?

充電回数

連続再生ではなくてもOKという人も多いと思う。

完全ワイヤレスイヤホンはほとんどのモデルでケースが充電器を兼ねている。

つまり、ケース自体がバッテリー内蔵になっていて、ケースに入れると充電できるという感じ。

2時間くらいつかって、あとはしばらくケースに入れておけばまたフル充電されて、2時間くらい使える。

この繰り返しが何回くらい出来るかは、ケースの電池容量次第。

4回くらい出来るものが多くて、トータルで8時間〜10時間くらいの再生が可能。

長いものだと20時間なんてモデルもあるけど、その分ケースが大きいとかのデメリットも出てくる。

外出先で20時間もイヤホンを着けて聞くという事はまずないけど、頻繁にケースを充電するのは面倒な人はケースが大きくなるのは諦めて充電電池容量の大きなモデルを選んだ方が良い。

防水性能

完全ワイヤレスイヤホンと言えば、ワークアウトやランニングなどのトレーニングシーンで使われる事が多いのは間違いない。

だって、運動にワイヤーは邪魔だから。

そして、運動に付き物なのが、水。

汗や突然の雨に耐えられない防水性は問題外だろう。

最低でもIPX7くらいの防水性は欲しい。

水泳でも使いたい?

IPX8でも完全には保証してくれないだろう。

諦めて水の音を楽しんだ方が無難だ。

音質

そもそも完全ワイヤレスイヤホンに音質を求めるべきなのか?

最近はどの完全ワイヤレスイヤホンもノイズだらけの最低な音という事は無い。

よほど音にうるさい人で無ければ、超良い音を高いコスト払って買う事はないだろう。

ホントに音質を追求するならワイヤレスじゃないでしょう。

価格

値段はかなり大事。

大手ブランドのものだと3万円も4万円もする。

サウンドピーツとかは3000円くらいで買える。

譲れない性能が無くて、初めての完全ワイヤレスイヤホンなら間違いなくコスパ重視で買うべきだ。

コケるなら小さくコケるべし。

誰もコケたくないとは思うけど。

デザイン・ブランド

BOSEやAppleが好きでたまらないなら迷わず買えば良い。

どうせ他のブランドを妥協して買っても、昔の彼女みたいに美化されて忘れられないだけ。

気にしてまたAmazonとか家電量販店を彷徨う時間がムダなのでさっさとお目当てのブランドを買って使い倒した方が良い。

Life is short.

重さ

求める充電容量にも比例して大きくて重くなる。

完全ワイヤレスイヤホンは携帯性を求めて使うのにケースがデカイなんてナンセンスな気もする。

電池切れを気にしないならケースを持ち歩かないという選択肢もあるけど、多分持ち歩いてしまうだろう。

やはりなるべく小さいケースサイズが良いという結論になるハズ。

イヤーピースのサイズ

AppleのAirPodsなどのフィット感が悪くて滑り落ちやすいモデルもあるが、耳のサイズは人それぞれだからイヤーピースはたくさんのサイズが入ってる方が安心だ。

SMLとか3種類くらい入っていればどれかにフィットするだろう。

規格外の耳の穴の持ち主だという自覚があるなら迷わず量販店で試着出来るモデル1択になる。

メーカー保証

ほとんど1年保証のものが多い。

高い物だと何年も使いたいと思うだろうけど、1年もあれば十分だと思う。

何年も同じイヤホンを使うイメージが持てないからだ。

きっと新しいものが出ればそれが欲しくなって乗り換えるだろうから。

落下以外で衝撃を受けて壊れるとしたら、完全ワイヤレスイヤホンと一緒に僕らの頭も相当なダメージを受けてるだろうから、イヤホンの心配をしてる場合じゃないだろう。

Bluetoothのバージョン

正直Bluetoothのバージョンを気にして買う人はほとんどいないだろうけど一応、バージョンによって何が違うのかは知っておいて損はない。

見方は簡単。

Bluetooth5.0かどうかを見よう。

バージョン5.0は4.2に比べて通信範囲が広がり、転送速度も2倍になっている。

これだけ性能が違うと、快適さは変わってくるので、Bluetoothはバージョン5.0と頭に入れておけばOKだ。

まとめ

絶対に押さえておきたいのは以下の3つくらいだと思う。

  1. 連続再生時間
  1. 防水性
  1. イヤーピースの種類
  1. 価格

直ぐに電池切れは嫌だし、水滴で故障も困る。

直ぐに外れるのも困るし、高過ぎたら買いたくない。

こんな視点で選んで見れば、満足度の高いものが手に入るだろう。