ブログ運営をしていて、Google Search consoleを使っていない方はほぼいないと思いますが
今回はSearch consoleのHTMLの改善という部分に出た重複データの改善をした時のことを
備忘録的に書いておきたいと思います。
重複データの影響は?
URL の重複はともすれば、クロールやインデックスに悪い影響を与える可能性もありうる。
というのも、たくさんの重複コンテンツがあると新しいページや本当に重要なページを私たちは見逃してしまうかもしれないからだ。
【引用】Google :John Mueller(ジョン・ミューラー)氏の説明
つまり、クロールやインデックスに良くない。
サラッと言ってますが、インデックスに良くないというのはブログとしては致命的な話じゃないですか。
重複データ発生原因
私の場合、確実に分かっていることがあります。
それはパーマリンクの変更です。
ブログ開設当初にパーマリンクを何度か変更していたのです。
同じ記事で何度かパーマリンクの設定を変更していたため
1つの記事にURLが4つくらいある状態でした。
記事数が少なかったため大きな数字ではなかったのですが
- 重複するメタデータ 12個
- 短いメタデータ 1個
- タイトルタグの重複 12個
が以下の様に表示されていました。
※念の為、場所は「Google serach console ⇒ 検索での見え方 ⇒HTMLの改善」です。
改善策
URLの削除
先ずはURLが重複しているので、URLを削除すればいいか。
と思いまして、URLの削除をしました。
場所は「Google search console ⇒ Google インデックス ⇒ URLの削除」です。
ここから、「一時的に非表示にする」をクリックして
現在のURLとは異なる削除したいURLを入力し、「続行」をクリックします。
これで削除の申請は完了です。
※しかしながらこの削除申請、恒久的ではない、つまり永遠ではないのです。
一時的に非表示にするという文字通り、一定期間後に復活してします仕様になっている様です。なぜだかは分かりませんが一時凌ぎにしかならない対応という感じです。
プラグインで対応
プラグインを沢山いれると動作が重くなったり
不具合が増えたりするのでインストールに躊躇する方は多いと思います。
私もその考えなんですが今回はこれに頼るのが正解でした。
WP-Optimizeのインストールと有効化
「Word press ⇒ プラグイン ⇒ 新規追加 ⇒ キーワードにWP-Optimizeと入力 ⇒ 今すぐインストール ⇒ 有効化」 で準備完了です。
WP-Optimizeの設定
「Word press ⇒ WP-Optimize ⇒ 上記の赤い部分にチェック ⇒ Run all selected optimizationsをクリック」
ここでポイントなのは過去のリビジョンを綺麗に消し去ってくれることです。
これにより重複データが消えるのだと思います。
※リビジョンが消えるのはちょっと怖かったので事前に「BackWP-upプラグイン」でバックアップは取っておきました。実際は何もなかったので不要だったかも知れませんが念のため。
改善策実施後
URLの削除とWP-Optimizeでリビジョン削除を実施後
4日後
- 重複するメタデータ 12⇒7個
- 短いメタデータ 1⇒4個
- タイトルタグの重複 12⇒6個
7日後
- 重複するメタデータ 7⇒0個
- 短いメタデータ 4⇒5個
- タイトルタグの重複 6⇒2個
10日後
- 重複するメタデータ 0⇒0個
- 短いメタデータ 5⇒6個
- タイトルタグの重複 2⇒0個
約10日で完全に重複データは消えました。
結構時間のかかるものなんですね。
※徐々に増えている短いメタデータが気になりますが・・・・
まとめ
- URLの重複は、クロールやインデックスに悪い影響を与える可能性がある。
- URLの削除は一時的な削除のため恒久対策にはならない。
- プラグインWP-Optimizeで過去のリビジョンを削除する。
- 約10日で重複データが消える。
ブログ運営をしていると色々な問題が起こりますね。
起こるたびに思うのが、結構忍耐強く待つことも大事だなということです。
相手は何億人も相手にしているサーチエンジンですからね。
それ以上に自分の無知さを痛感しますが。
同じことで悩んでる方の参考になれば幸いです。