またまたバンコクに鰻専門店が進出してきた。
その名も「宇名とと」。
全然知らなかったけど、日本では徐々に店舗数が増えて行っているらしい。
創業者が起業家精神旺盛な人をサポートして、出店させているスタイルの会社の様だ。
そこに商材としてうなぎを持ってくるのが面白い。
という事で、賛否両論でそうだなと思いながら鰻専門店「宇名とと」に行ってきました。
場所
バンコク在住者なら、フジスーパー1号店近くのラーメン亭の裏と言えば分かるだろう。
ラーメン亭の横の路地をのぞけばすぐに宇名ととが目に入る。
待ち時間
平日の12時ジャストに行ったが、並びはゼロで店内に10名くらいのお客さんがいただけだった。
開店当初は並びが目立つと言われていたが、昼時で並びなしだったので、あまり気にしなくても良いと思う。
週末は家族連れで並ぶのかな?
価格とメニュー
メニューは基本的にうなぎ尽くし。
うな重やひつまぶしが中心になっており、うなぎやご飯の量を選べる様になっている。
驚くのは価格。
最安値はうな丼180バーツ。
今のレートで600円くらいだ。
え?吉野家?
と思わせる価格設定だ。
この価格設定から、日本産とか台湾産はまず期待するところではない。
でも、実際、どこ産なんだろうと思い調べてみたがWEB上にはそれらしい情報はなかったので、安いから中国産だろうということで調査終了。
頼んだものと味
オーダーしたのはうな重特上とひつまぶし。
安いから中国産と決めつけていたが、実際に食べてみると、フジスーパーで売っているゴムの様な中国産うなぎとは全然別物だということは分かる。
調理方法でどう変わるかは分からないけど、その辺で買ってきた中国産うなぎより明らかにうまい。
もっと言ったら、羽田空港で買ってきた2000円のうなぎのかば焼き真空パックよりもはるかにうまい。
うな重は若干食後に油が多いなという印象があったが、そういう意味ではひつまぶしが良い感じだった。
程よく油が落ちて、もたれる感が無くて丁度良い。
正直、うなぎが食べた過ぎて、若干評価が優しめに補正されているけど、価格とここがバンコクであることを考えれば全然OKでしょう。
その他
店員さんとかは愛想も良くて全然問題なかったのだが、1点だけ気になることがあった。
店の中が暗い。
高級感を出す狙いなら暗めでも良いけど、そこはコスパ最強を狙う店のコンセプトとは違うと思う。
もっと明るくして活気を出した方がコンセプトと合っていて良いだろう。
節電でコストカット・・・というなら別の話だけど。
まとめ
宇名ととがバンコクうなぎコスパ最強王者に輝くのは間違いない。
なにしろ安いから。
結局は、コストと品質のバランスでなんでも選ぶわけだから安くてある程度の品質なものはみんな大好きだ。
どうしても日本と変わらない味と日本以上の価格でうなぎが食べたいなら、お近くの「中村」に行けばいい。