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iPad pro性能比較・最新モデルでできる事は?買い替え検討2018

iPad proの新しいモデルが発売されました。

2017年にiPad pro10.5を購入してから使わない日がないほど使い倒している僕は、新しいモデルが気になって仕方ないです。

iPad proは大体10万円くらいしますからホイホイ買い替えるわけにはいきませんが最新モデルでできる事を知れば知るほど買い替えたくなります。

ガジェット好きの血が騒ぐというのでしょうか。

困ったもんです。

またまた自分を煽る結果になりそうですが独自視点で比較して、買い替え検討しておきます。

デザイン

デザインは大きく刷新されていますね。

iPad pro10.5までは丸みのあるデザインで女性ウケが良さそうでしたが、iPad pro11では角ばったデザインに変わりました。

どちらも好きですが、角ばったデザインはアップル製品ではあまり見られないデザインではないでしょうか。

MacBookやiPhoneも比較的エッジの効いていないデザインですよね。

丸みのあるデザインの方がオンもオフも身近な存在というイメージが持てる人が多いのかなと思います。

アップルはこれからはエッジ効かせ押しで行くのでしょうか。

最近はウェブデザインもグーグルでマテリアルデザインを押していたりとIT業界は丸み押しイメージなのでここは逆行してる感じですね。

アップルらしさを捨てた事がアップルらしさ?

サイズ

iPad pro 11 iPad pro 10.5 差異
高さ 247.6 250.6 -3.0
178.5 174.1 +4.4
厚さ 5.9 6.1 -0.2

幅は4.4㎜大きくなっているものの、高さは3.0㎜・厚さは0.2㎜ダウンサイズしています。

それにもかかわらず、0.5インチも画面サイズが大きくなっています。

1インチ=25.4㎜ですから

0.5インチ=12.7㎜も大きくなっています。

iPadは大きさから考えてもほぼ両手持ちです。

なので、幅4.4㎜程度はユーザビリティにほとんど影響しません。

それよりもほとんどサイズ変更なし、むしろダウンサイズしている部分もあるなかでの0.5インチ画面拡大はかなりポイント高いです。

当然、ホームボタンがなくなったのが一番主要因ですが。

新型iPadは、サイズほぼ据え置きで画面0.5インチアップ!

重量

やっぱりモバイル端末なので、重量は気になりますが・・・

iPad pro 11 iPad pro 10.5 差異
Wi-Fi 468 469 +1.0
Cellular 468 477 +9.0

なんと、iPad proはWi-Fiもcellularモデルも重量据え置き。

未だかつてこんな端末ありましたでしょうか。

絶対Cellularモデルの方が重かったですよね?

そして驚くべきは、iPad pro10.5よりもサイズがアップしているのに重量がダウンしていること。

これがやはりテクノロジーの進歩を感じます。

サイズが大きくなったのに軽くなった新型モデルは満足度◎

処理性能

処理性能は大きく進化しています。

新型のiPad pro 11には、A12X Bionicチップが使用されています。

昨年モデルのiPad pro 10.5にはA10X Fusionチップが使用されています。

A12X Bionicチップは、A10X Fusionチップと比較して、

  • シングルコア性能が35%高速化
  • マルチコア性能が90%高速化

おまけに市場にある92%のモバイルノートより高速とされているそうです。

コア性能は、使用するソフト・アプリにもよりますが最近のものはマルチコアを使うものが多いので、マルチコア性能が90%高速化って、要するに約2倍速いってことですね。

iPad pro 10.5を初めて触った時の、ヌルヌルを超えたスムース感は今でも忘れられませんが、性能が更に倍となると、どんな重いアプリもサクサク動いてしまうハズ。

処理性能は当然最新モデルが有能。その差約2倍!

画質

画質は、どちらも264ppiで数値上も実機も大きな差がないなと思ってみていたのですがディスプレイの名前が違う!

Liquid Retinaって何なんだ!?

これは色々調べましたが、正直良くわからず・・・

どうやら、隅々まで広がるRetina的な意味だとか?

これに関しては、めっちゃ考察しているサイト様がおられるので興味ある人は下記参照です。

【Liquid retina考察】Gori.meさんのサイト

画質はほぼ同じ!

カメラ

カメラ性能は毎回気になるところです。

iPhone XSやXS maxはデュアルレンズでめちゃくちゃ本格的な写真が撮影できます。

iPad pro 11はどうでしょうか・・・・

なんと、完全据え置き。

これはなんとも残念。

写真はiPhoneの性能を上げておいたからそっちで撮影せいっ!

iPadでは他にできることがなんぼでもある!

というアップルの意思表示でしょうか。

確かにiPhoneで撮影した写真はiCloudでiPadにも速攻同期されますからね。

iPadよりも写真撮影に向いているiPhoneがあるのにiPadの写真性能を上げるのはユーザーの求めている部分ではないかも知れません。

iPadのカメラを高性能にして、重量や価格がこれ以上重くなるのであれば、カメラは据え置きの方が良いという人が大半なのではないでしょうか。

12MPの写真と4K対応のビデオ機能でiPad pro 10.5と同じ性能

ストレージ

新旧ともに64・256・512GBの選択しがあります。

そして、新型iPad pro 11にはついに1TBのモデルが登場です。

Wi-Fiモデル限定ですが、1TBには驚きました。

使い倒しても256GBも使いきれず、128GBのモデルがないのを残念がっていた自分が恥ずかしいです。

世の中には1TBでも足りないよという超人がたくさんいるのでしょう。

僕には必要ありません。

十分ですよ256GBで。

1TBもあったら何年も買い替えなくて、そのうちCPUが古くなっちゃいそうです。

一般的には256GBで十分!でも1TBはすごい。

認証方式

フェイスIDとタッチIDと大きな変化がありました。

・iPad pro10.5はタッチID

・iPad pro11はフェイスID

iPhone XSのレビューでも書きましたが、フェイスIDは正直めちゃくちゃ便利です。

最初は色々不安でしたし、店頭で体験出来ないからぶっつけ本番で買いました。

ちゃんと顔を認識するのかなとか

暗闇で認識するのかなとか

でも、全ては杞憂に終わりました。

見つめるだけで本人認証は今後のIT時代のスタンダードになるハズ。

amazonのechoの普及でも言われていますが、今目指しているのは見つめるだけで機器がユーザーを認識する事との事です。

見つめる→起動する→話しかける→希望を叶える

このスタート地点が「見つめる」という行為、つまりフェイスIDなんですね。

今後はどんな機種にも搭載される事ですからコレは正統進化ですね。

フェイスIDは今後のスタンダード

アップルペンシル

個人的にはコレが1番ユーザーフレンドリーな進化だと思います。

iPad pro10.5までのアップルペンシルはとにかくダサい

めちゃくちゃ便利で、iPad proにはなくてはならない差別化アイテムなんですが…

なんかデカいし、特に充電している姿が究極にダサいです。

デザイン性の高い製品を世に送り出し続けているアップルがリリースしたとは思えないダサさ。

その究極にダサい充電姿が最新のアップルペンシルでは解消されました。

iPad pro11のアップルペンシルは本体にマグネットで付けるだけで充電します。

コレはかなりポイント高いです。

というよりもやっと本来のポジションに戻った感じ。

安いものじゃないのでお願いしますから最初からこのテクノロジー載せましょうよアップルさん。

最新のアップルペンシルは無線充電になってクールさ復活

新しいアップルペンシルもAmazonで買えるようになりましたね!

価格

Wi-Fiモデル

iPad pro 11 iPad pro 10.5 差異
64GB 89800 69800 +20000
256GB 106800 86800 +20000
512GB 128800 108800 +20000
1TB 172800 プライスレス

Cellularモデル

iPad pro 11 iPad pro 10.5 差異
64GB 106800 84800 +22000
256GB 123800 101800 +22000
512GB 145800 123800 +22000

そうですね。

うん。

全部高い!

新モデルはWi-Fiモデルで20000円アップ、Cellularモデルで22000円アップとなってます。

新モデル同士で比較すると容量アップに比例して、64GBと1TBなんてほぼ倍の価格差があります。

これを見ると、1TBなんて買うならMac book proとか買えば?と考えたくなりますね。

ちなみに、13インチのMacbook Proが大体同じ価格です。

僕も今Cellularモデルを使っていますが、どこでもいつでも繋がる感覚になれてしまうとWi-Fiモデルには戻れませんね。

うーんでも高い。

64GBでは確実に容量不足になるので価格と相談して256GBですね。

Cellular256GBが実用的にもおススメ!

AmazonでもApple製品が買えるようになりましたね!当然iPad proも。

まとめ

iPad pro 11と10.5比較まとめ

・新モデルはデザイン刷新

・サイズはほぼ据え置きで画面は大きくなった

・重量は更に軽くなった

・画質とカメラ性能は同じ

・容量は1TBが登場。ただしめちゃ高い。

・アップルペンシルもリニューアルで超快適に。

・価格は毎度の事だが更に高く

新しいiPad proは価格以外は全てが魅力的です。

iPad pro 10.5を下取りだせば少しは価格のハードルが下がりますが、正直、毎日使ってる愛着の湧いた相棒を下取りに出せたことがありません。

ま、アップル製品を買うときに価格の話ばかりするのは野暮な話です。

お金が気になるなら、安くて使えるものは世の中に沢山ありますからね。

僕の場合、アップルペンシルのヘビーユーザーなので、この部分が刷新されただけでも買いたいですね。

新アップルペンシルは当然だけど、iPad pro 10.5には対応しないんだろうなぁ・・・