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サラリーマン人生を変えるおすすめ資格は何か?誰でも気軽に今すぐ始められる資格勉強

社会人になって、数年働いていると周りに有資格者が現れたりします。

上司、同僚であったり、昔の友人であったり。

やはりある程度の国家資格の有資格者は社内外でも認められて、活躍しているのではないでしょうか。

何か資格を取ろうと思った時に、世の中には資格が多過ぎて決められない人は多いと思います。

でも、せっかくチャレンジするなら意味のある時間を過ごしたいし、お金も無駄にしたくないですよね。

今回は、社会人としてのスキルを上げるおすすめスキルとその理由を解説していきたいと思います。

【結論】チャレンジすべきは中小企業診断士です。

TOEIC、TOEFL、ファイナンシャルプランナー、など、ビジネススキルとして人気のスキルは他にも沢山あります。

他にも更に難易度の高い士業と呼ばれる資格があります。

弁護士、弁理士、公認会計士、税理士などなど独占業務のある資格も沢山あります。

しかしながら、働きながら資格取得を目指すハードルの高さを考慮して、資格取得後のスキルとして有用なのは中小企業診断士です。

理由は以下で説明していきましょう。

中小企業診断士とは?

まず、中小企業診断士とはどんな資格か説明しておきます。

会社員が取りたい人気資格トップ10の常連資格です。

また、唯一の経営コンサルタント国家資格となっています。

幅広い経営知識があり、国内版有資格MBAとも言える資格です。

合格率は概算で1次試験20%・2次試験20%・3次試験98%

ストレート合格率は、3~4%

単年での合格を考えると非常に高難易度ですが、複数年で計画的に合格を目指す人が多いです。

では、どんな資格か理解したところで、そろそろ中小企業診断士へのチャレンジをおすすめする理由を説明していきましょう!

今すぐに勉強をスタートできる

未経験で参考書1冊から学習をスタートできます。

弁護士や会計士になろう!と急に決意したとしても、やはり専攻していた学科などバックグラウンドがゼロの状態では、何から手を付けて良いかもわからないでしょう。

しかし、中小企業診断士ならAmazonや書店で売っているTACやLECなど予備校が出版している参考書1冊から学習をスタートできます。

↓おすすめは定番のスピードテキスト

これは非常に手軽で、会社員向けと言えるでしょう。

投資費用が低い

中小企業診断士と同じ様なスキルにMBAがあります。

MBAとは経営学修士号ですが、国内と海外があります。

実際は資格というよりは学位ですので、学歴に箔が付くという感じです。

海外MBAでも国内MBAでも費用は数百万円~かかります。

大学に1~2年通うわけですから、社費で通えなければ会社も辞めなければなりません。

非常にリスクの伴う選択となります。

その点、中小企業診断士は独学なら数万円の参考書、予備校に通っても20~50万円程度で収まるでしょう。

非常に費用のハードルが低いです。

中途半端なMBAを取るよりもよほど価値があります。

専門分野意外の知識が付く

専門の士業と比較した場合、コンサルタント資格ですから学習分野が非常に広いです。

中小企業診断士1次試験の科目は以下の7科目です。

・経済学・経済政策

・財務・会計

・企業経営理論

・運営管理

・経営法務

・経営情報システム

・中小企業経営・政策

経済学、経営学、生産製造知識、法令、情報学などなど広すぎるほどの分野を網羅しています。

皆さんも既に業務内容として取り組んでいる部分もあると思いますが、この7科目の分野を網羅する仕事をしている人はいないと思います。

勉強するだけでも、社会人としてのベーシックな知識が得られて非常に有用です。

専門分野意外の派生資格が取りやすくなる

例えば、財務会計の科目です。

中小企業診断士の財務会計科目のレベルは、日商簿記2級レベルと言われています。

実際に、この科目の学習では、仕訳~財務3表の作り方や見方、分析方法から改善施策立案までの知識が得られます。

経営情報システムの科目でも、情報システム系の基本資格へのトライが可能となります。

中小企業診断士にいきなりトライするのはちょっと・・・

という方がいれば、簿記や情報システム系資格を取得してからトライすると得意科目ができ、より合格に近づくのは間違いありません。

因みに、技術士やITストラテジストなどの資格があれば経営情報システムの科目が免除されるという特典もあります。

法令や会計業務は次第に淘汰される運命

テクノロジーが日々進化する現代、詰め込んだ知識を売りにする士業はAIなどの先進技術に代替される運命にあります。

大手の会計監査法人も会計業務では差別化が難しく、不正調査や経営コンサル業へシフトを進めています。

やはり、誰もが情報を得やすくなり、情報の非対称を利用したビジネスモデルは成り立たなくなっていると言う事です。

また、伝統的な大企業が淘汰され、多くの中小企業が台頭してきている現状からも中小企業やスタートアップの経営に注目が集まってきています。

この様な時代に、コンサルタントの国家資格は非常にマッチングした資格と言えます。

専門的なパッケージ業務ではない資格だからこそ変化の激しい時代にも機械化自動化されない仕事と言えます。

合格後は人生が変わる人が多数

単年合格は難易度が高いですが、合格後は社内で重宝され、社外のネットワークも一気に広がります。

社会的な信用度も高まり、起業や転職にも有利となります。

中小企業診断士へのチャレンジの仕方

さて、中小企業診断士へのチャレンジがこれからの社会人にマッチングしている事はお話した通りですが、どんなステップでチャレンジしていけば良いでしょうか?

おすすめ学習の手順はまた別の記事で書いていきたいと思います。

お楽しみに。